更新日: 楽器・音楽

楽譜の収納アイデアで収納・保管方法をグッと楽にする方法

楽譜の収納アイデアで収納・保管方法をグッと楽にする方法

楽器をたしなむ人にとって、なくてはならないアイテムの一つといえば楽譜です。演奏曲のレパートリーが増えることは、その分楽譜が増えることを意味し、次々に増えていく楽譜の保管方法に頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。

楽譜は紙でできており、保管の仕方や収納の仕方に注意しないと、劣化を招きやすいものです。また、くり返し見返すこともあるため、できるだけ整理整頓もしておきたいもの。

そこで、本記事では、保管方法や収納、整理の仕方に悩みがちな楽譜について、保管の際の注意点や、収納アイデアをまとめました。

参考記事:保管に困る専門書の正しい保管方法とは

楽譜を保管する際の注意点

楽譜は紙でできているため、保管して長く使うためには、いくつかの注意点を守らなければなりません。ここからは、楽譜を保管する際の注意点について挙げていきます。

湿気に注意する

楽譜は紙製品であるため、それ自体が非常に湿気を吸いやすく、湿度の影響を受けやすいものです。

例えば、押し入れやクローゼットの中に無造作に保管しておくと、溜まった湿気を吸い込んで、カビが生えたり、紙が波打ってしまうことがあります。

楽譜を保管する場所は、湿気がこもらないように工夫をし、収納時に乾燥剤を利用するなどしましょう。

また収納スペースの荷物は8割程度を目安とし、あまりぎゅうぎゅう詰めにしないようにします。物が多すぎると風の通りが悪くなり、湿気が溜まりやすくなるため、楽譜の劣化を招きます。

直射日光にも要注意

楽譜を直射日光に長時間当てると、色やけを起こしたり変色したりします。

本になっている楽譜であれば、表紙や背表紙の色あせで済みますが、紙を閉じただけの楽譜の場合、表紙部分に当たる譜面が色褪せにより読みづらくなることもあります。

虫を引き付けるホコリもなくす

楽譜の収納場所にホコリが溜まると、湿気と結びついて虫が発生ししやすくなります。紙魚(シミ)やチャタテムシなど、紙を好物とする虫はたくさんいますので、まめに掃除をして、虫を誘発するホコリを払っておきましょう。

楽譜の収納アイデア

楽譜は、ふと思いついて昔の曲を演奏してみたくなることもあるため、いくらきちんと収納しても、取り出しやすく整理されていないと使いづらくなってしまいます。ここからは、楽譜を使いやすく収納するアイデアを紹介していきます。

カラーボックスとファイルボックスを使って収納する

安価で気軽に購入できるカラーボックスは、優秀な収納アイテムです。

このカラーボックスとファイルボックスを組み合わせると、見栄えの良い楽譜収納庫になります。

ファイルボックスはカラーが豊富なため、お部屋のインテリアに合わせて複数のファイルボックスを統一することですっきりシンプルにまとまります。

作曲家や難易度に合わせてファイルボックスを分け、わかりやすくラベリングすれば、使いたい時にもサッと取り出せ、きれいに整理整頓できます。

また、見せない収納をする場合は、カラーボックスを押し入れに入れてもいいでしょう。ただし、奥行きが無駄にならないように工夫をして、なるべく湿気の溜まりにくい上段で保管するようにしましょう。

本棚にしまう

本棚がある人は、ワンコーナーを楽譜専用にするのもいいアイデアです。

ただし、色あせの原因になるため、背表紙に直射日光が当たらないようにしましょう。

また、本棚にはホコリが溜まりやすいうえ、多くの紙製品がある場所です。虫害を防ぐために小まめに掃除をして、ホコリを寄せ付けないようにしましょう。

透明ファイルを使ってかごに収納

楽譜収納を自然にインテリアの一部としてなじませたいなら、かごを使って収納するのも良いでしょう。

しかし、かごに無造作に入れただけでは、編み目にひっかかって楽譜が破れたり、折れたりしてしまう心配があります。

そんな時は、透明のファイルケースに小口の方から入れて、かごに収納しておくのがおすすめです。

この場合も、かごの編み目にホコリが溜まりやすいため、こまめな掃除は欠かさないようにしましょう。

楽譜収納に適した保管サービスを使うのもおすすめ

楽譜を劣化させずに保管したい時、外部の収納サービスなどを使うのも良い方法です。ここからは、楽譜収納におすすめの収納サービスの使い方について紹介します。

自宅に収納スペースを作る

自宅で楽譜を保管したいけれど、保管場所が確保できない人は、すぐには使わない物を収納サービスに預けて、楽譜用のスペースを作ることができます。

例えば、本棚で場所を占めているあまり読まなくなった本や、収納スペースを占有している季節外の衣類などを預けて、いつでも手にとりたい楽譜を身近に置いておく方法です。

この方法のメリットは、楽譜だけでなく、お部屋中をスッキリ片付けることができ、収納スペースにも余裕が生まれるところです。

楽譜そのものを預ける

もう一つの方法は、滅多に使うことのない楽譜を収納サービスに預けることです。

この方法のメリットは、温度管理、湿度管理、セキュリティや使い勝手の良さを考慮して収納サービスを選ぶことにより、楽譜に最適な環境で保管できることです。

自宅の高温多湿の収納スペースや、日光にさらされる室内、ホコリのたまりやすい環境で保管するよりも、適切な楽譜の保管が実現できます。

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まとめ

楽譜の曲にはそれぞれの思い入れもあり、使わなくなった楽譜でも捨てることはなかなかできないものです。

保管環境を整えて、きちんと整理して収納するのはもちろんですが、長く大切に保管できる収納サービスを使ってみるのも1つの方法です。

無造作に収納して、あとから取り返しのつかない破損や劣化のないよう、しっかり環境を整えておきたいものですね。

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